ニュージーランドで歯ブラシを買い換えるなら、試してみたいなと思っていたのが「エコな歯ブラシ」。スーパーにも並んでいて簡単に手に入れることができます。今回は2つの歯ブラシを購入したのでご紹介します!
リサイクルプラスチックの歯ブラシ
こちらは、持ち手にリサイクルプラスチックを100%使用した歯ブラシです。
近年、日本のホテルではプラスチックアイテムを削減するため、歯ブラシなどのアメニティを廃止する動きもありますが、その解決策にもなりそうなアイテムです。リサイクル素材を使うというのはとても良いアイデアですよね。色も形もシンプルですごくかわいいです。歯ブラシの毛には活性炭が入っているので、日本ではあまり見ない黒色になっています。
パッケージは紙箱のみで、歯ブラシがそのまま入っているので、プラスチック包装はありません。また、ニュージーランド発のこちらのブランド[grin]では、使用済みの対象商品を10個集めて送ると、次回ウェブサイトで使える5ドルのクーポンが配布されるそうです。送られた商品は、ベンチシートやジョウロなどの商品に再利用されたり、商業用堆肥として使われるそうで、企業としての環境への取り組みが素敵だなと思います!
竹の歯ブラシ
こちらは、脱プラスチックがさらに進んだ、竹で作られた持ち手の歯ブラシです。歯ブラシの原点でもある、「歯木」と呼ばれる木の枝を彷彿とさせますね。明治時代の日本では竹製の歯ブラシが使われていたそうなので、時代を超えて似たようなものを使っていると思うと、とても興味深いです。歯ブラシの毛に炭が入っていることや、紙パッケージであることは先ほどの歯ブラシと同じで、ブランドが違えど環境への意識の高さが感じられます。
実際に歯ブラシを使ってみたのですが、ちゃんと柔らかいし、普通の歯ブラシと同じくらい使いやすいです。でも、木の歯ブラシの方はヘッドが少し大きいので、私の口では磨きづらかったです…。日常使いならリサイクルプラスチックの歯ブラシの方が好きかな。歯ブラシは消耗品なので、毎日少しずつ地球に優しいことを続けていると思うと、価格以上の価値があるなと思いました。気になったら、ぜひお試しください。
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