ニュージーランドには、4種類のバスカードがあるのをご存知でしょうか?
オークランドやクライストチャーチのバスカードは有名ですが、その他にもカードがあります。日本にも、SuicaやICOCAなど地域ごとのICカードがあるので、似たような感じではありますが、ニュージーランドのバスは相互利用ができないので、旅行するたびにカードが増えていきます。私は3種類持っているので、ウェリントンのカードを手に入れたらコンプリートです。
バスカードの種類
- AT HOP Card:オークランド
- Snapper:ウェリントン
- Metrocard:クライストチャーチ
- Bee card:ノースランド, ワイカト, ベイ・オブ・プレンティ, タラナキ, マナワツ・ワンガヌイ, ホークスベイ, ネルソン, オタゴ, インバーカービル, ギスボーン
あまり知られていないかもしれませんが、Bee cardがかなり広範囲をカバーしています!有名どころでいうとオタゴ地方のクイーンズタウンでしょうか。今私が住んでいるヘイスティングスやネイピアのホークスベイ地方でも使うことができます。Bee cardは都市名ではなく地方名で書かれていることからも、対応範囲の広さが分かりますね。地域によっては、バス以外にもケーブルカーやフェリーでもカードが使えることがあります。
AT HOP Card
今回は4種類のカードを代表して、オークランドの[AT HOP Card]をご紹介します。
というのも、オークランドのバスはコロナ以降は現金支払いができないからです。他の地域では現金でも支払えるので、旅行に来たときは、初回のカード発行やデポジットにかかる費用と現金払いのどっちがお得なのか…と考える必要がありますが、オークランド観光ではバスカードが必需品となります。
購入できる場所
AT HOP Cardは、オークランド空港や主要駅、コンビニなどの小売店、オンラインで購入することができます。オークランド空港の国内線のバス乗り場では、無人のカード販売機も設置されていて、5ドルのカード代と20ドルのチャージを含む25ドルで購入が可能です。オークランドの全ての駅やバス停で購入できるわけではないので、最寄りの販売店を調べる場合は、こちらのページをご参照ください。
使用方法
バスに乗るときは[TAG ON / TAG OFF]と書かれたマシーンに、乗車時と降車時の両方タッチします。日本のバスとほぼ同じなので、分かりやすいです。電車の場合は、改札にタッチします。改札がない小さな駅では、写真のようにホームにひっそりと佇む機械にタッチします。残金のチャージは各駅のトップアップマシーンまたはオンラインで可能です。
使わなくなったら
AT HOP Cardは6年間は残高がキープされるので、もう一度戻ってくる可能性があればそのままにしておきます。チャージ済みの金額の返金は、オンラインから返金申請ができます。申請承認後、14日以内に銀行口座に返金されるそうです。カード代は返却されませんが、多めにチャージしすぎた場合はぜひご活用くださいね。