ホームステイからフラットに引っ越ししたら、学校までの道のりが遠くなったので中古自転車を買いました。遠くなったと言っても歩いて20分くらいなので、自転車が必須というわけでもないのですが、学校のアクティビティのところに、中古自転車屋までの送迎があったので、ありがたく活用させてもらいました。
Bike Hub Nelson
ここでは、街の人が寄付した中古自転車を買うことができます。ボランティアの方が運営・整備しているそうなので、代金を払うというよりは寄付としてお金を渡すというニュアンスが近いです。値段も交渉できるそうですが、新品のライト2個と反射タスキ付きで「60ドル(約5,000円)でどう?」と言われたので、そのままの金額で支払いました。ニュージーランドは何もかも高いイメージだったので、意外と安いなと思いました。
自転車の試乗もさせてもらいましたが、日本とかなり違うなという印象です。タイヤが大きい、前カゴがない、ハンドルが低い、フレームの位置が高い、といった感じで海外っぽさを感じました。自転車には詳しくないですが、スポーツ用の自転車のイメージが近いかなと思います。特にフレームが地面から高くて、自転車に跨ぐこともできなかった時はちょっと笑ってしまいました。日本では平均的な160cmですが、海外だともっと身長が高いから作りが違うのかな?フレームが地面と並行だと跨げないので、なるべく斜めに下がっているものを探しました。
帰りに、近くのリッチモンドのモールに寄ってみることにしましたが、あまりの強風だったので結局50分くらい自転車を押して行きました。しかも帰り道は、歩行者が誰もいない車だらけのラウンドアバウトを走る羽目になったので、事故るのではないかという恐怖感でいっぱいでした。全く体力もないので坂道では自転車を押したり、ゆるゆると進みながらネルソン市内まで90分かけて帰り、もうヘトヘトです。Bike Hub Nelsonから帰る時は、車道とは少し離れたところにサイクリングロードがあるのでそちらを通って割と楽に帰れます。寄り道せずに真っ直ぐ帰るか、少し遠回りして海沿いから帰る方が簡単でお勧めです!
交通事情
基本的には自動車と同じ交通ルールですが、自転車専用レーンがある場合は優先して走ります。
曲がりたいときは、手信号で合図をしましょう。ハンドサインはいくつかありますが、右に曲がるときは右手で合図、左に曲がるときは左手の合図と覚えておけば安心です。私はちょっと腕を伸ばして、大きめに合図していましたが、地元の方はハンドルを握ったまま指を伸ばすくらいの感じで合図をしていました。とりあえず、周りの車に伝われば大丈夫です。
写真のような市内の道路の場合は、直進と左折は左側の自転車レーンを走り、右折したいときは左のレーンから右折専用の自転車レーンに移動します。この移動のときも、ハンドサインを出すことを忘れずに。慣れないうちは、一度自転車を降りて、歩行者として信号を渡っても大丈夫です。市内でも自転車レーンは少ないので、ほとんど車道を走る覚悟で運転した方が良さそうです。一部では、自転車専用の信号があるので、見つけたらボタンを押して青信号になるまで待ちます。
ラウンドアバウトも車と同じルールで、右側から来る車両が優先です。車と一緒に並ぶのは結構怖いので、他の道がある時は遠回りして避けるのがおすすめです。100km道路があるような郊外では、二車線のラウンドアバウトもありますが、流石にそこで自転車を見たことはないです。大型トラックがたくさん走っていたり、普通車のスピードも速いので、もし通る必要が場合は気をつけてくださいね!
自転車を売る方法
私はSNSで学校の知り合いに売りました!校内の掲示板やNZ daisuke.com、Trade me、Facebookでも売ることができます。Bike Hub Nelsonのような施設があれば、寄付という形になりますが手放すことも可能です。
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